Sweets&Tableに着物倶楽部発足 11月4日


 もう10年近くうちに通って下さっている由美さんは、ときどき素敵なお着物姿で教室に現れます。雑誌『和訳』でおなじみの森田あけみ先生に着付けを習われた方で「もっと普段に着物をきましょうよ」と日頃からおっしゃっています。そこで教室で着物をきてみたい人集まれ!と声をかけ「着付け教室」を開催してみました。「小紋と名古屋帯、持参のこと」という指示のもと集まった3人。「小紋って何?名古屋帯ってどれ?」と言ってお母さまを嘆かせたといほんとうの初心者たちです。
 まずはみんなで着物を着るために必要なものをチェック。それぞれの着物を見せ合って「可愛いね〜」などどいっていたのは、最初の10分。由美さんの「肌着、裾よけ」という小物の呼び名に、「どれかわかりません〜」の声が飛び交います。それでも、由美さんの丁寧で的確な指導の元、長襦袢、着物と順調にひとりで着付けていくことができました。

 最大の難関は帯でした。帯枕のいれ方、お太鼓の作り方、帯締めの通し方、難所がいっぱい…。でもごらん下さい。皆さまそれぞれご自分でお召しになったのですよ。素敵でしょう?皆さま、それぞれお母さまの若い頃のお着物を持っていらしたのですが、とてもお似合いでした。着物姿っていいですね〜。

 私も、お茶のお稽古で月に一度は着物をきているのですが、由美さんのようにカッコよくは着ることができません。でも、この日は由美さんの助手兼お茶係。着終わった後はみんなで、「栗とミルクチョレートのムース」「ミゼラブル」にダージリンのオータムナルでお茶をしました。「これからもっと着物えお着たいね〜」と言いながら解散したことでした。(三浦裕子)