お初釜(1月9日)

7日は、お菓子とともに私の大切なもの、茶の湯の初釜でした。目下大学院に行っているためなかなかお稽古には通えないのですが、先生に我が儘を聞いていただき、細々ながら続けています。

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昨年先生のお宅にご不幸があったこともあり、今年の初釜はいつもの華やかさとはひと味違う、厳粛で風格のある道具あわせでした。寂しさを抱えつつ、新たな気持ちでお茶に向かおうとしておられる先生のご境地がひしひしと感じられます。人生のその時々に寄り添う、お茶そしてお菓子の素晴らしさをあらためて痛感する特別なひとときでした。(三浦裕子)