三浦裕子プロフィール

プロフィール

三浦裕子 プロフィール写真Sweets &Table 主宰 三浦裕子

私のことを少しお話させてください。

子供の頃からお菓子が好きでした。
小学5年生の時家族で行ったレストランのデザートに感激し、絵入りで感想を書いた絵日記が残ってるほどです(笑)。オーブンがない時にも文化鍋を使って母がケーキを焼いてくれていたのも、影響しているのかもしれません。『赤毛のアン』や『小公女』を読んでは、登場するお菓子に胸をときめかせていました。

洋菓子をきちんと習い始めたのは、大学を卒業し社会人になってからです。当時ウィーンから帰国されたばかりの先生に7年間学びました。この間にウィーンを訪れて実際にあこがれのザッハートルテを食べたのですが、この時はまだヨーロッパのお菓子の多様性には気がついていませんでした。1980年代はフランスから帰国したお菓子職人の方々が活躍し始めた時期です。フランスのヌーベルパティスリーの息吹を感じるお菓子にふれて、今まで自分が学んできたウィーン菓子とフランス菓子の違いを感じるようになりました。

イル・プルー・シュル・ラ・セーヌの弓田亨シェフのお菓子に出会い、際だつおいしさに驚いたのは、そんな時です。弓田シェフには、フランス菓子のおいしさの組立て方を学びました。そして当時神戸でお店を開いていらした杉野英美シェフの元にも通い、フランス菓子を作り手のセンスで洗練させていく様子を見せていただきました。

このような経緯をたどってお菓子を学んだ私は、洗練されたフランス菓子、伝統のウィーン菓子、重厚なドイツ菓子、イギリスのバターケーキ類、アメリカのチーズケーキ、イタリアのドルチェなど世界中のお菓子のそれぞれの魅力を大切にしたいと考えています。お菓子はその地域の風土や歴史を語るもの。教室ではお菓子の歴史についても、分かる限りでお伝えするようにしています。そのため私は2011年から九州大学大学院に籍をおいて、菓子文化についての研究を重ねています。

ヨーロッパのお菓子を学ぶ私ですが、日本のお菓子も大好きです。祖母、母から受け継いだ流儀、表千家の茶の湯の稽古を続けながら、和菓子の美意識に魅せられています。このように書くと堅苦しいようですが、要はお菓子が好きで、お茶の時間の楽しさをたくさんの方々と分かち合いたいと願う気持ちがSweets&Tableを始めた発端だということです。

また私は、フードライターの仕事を30年ほど続けており、料理本の編集やホテルやレストランのテーブルトップコーディネート、お菓子店のコーディネートを手がけています。教室では、お菓子の作り方だけでなく、食全般についてや器についても話が広がります。こんなお菓子教室に興味をお持ちの方は、一度お問い合わせください。

三浦裕子著書 書影1994年にお菓子づくりの教室Sweets&Tableを始める。
著書に『Sweets&Tableちいさなおもてなし』(写真左)『音楽が聴こえてくるお菓子』(共に海鳥社)がある。

純真女子短期大学の非常勤講師。
趣味のクラシックバレエ鑑賞が高じて第11回日本ダンス評論賞に入賞し、目下バレエ評論家として修業中

2011年に九州大学大学院比較社会文化学府に入学。2013年修士課程修了後、現在は博士後期に在籍し菓子文化研究に取り組む。