新年のご挨拶(2025年1月2日)
新しい年が始まりました。明けましておめでとうございます。
昨年の胸が潰れるような震災が思い出されますが、福岡は穏やかな晴天に恵まれ、落ち着いた元旦でした。
今年のウィーンフィルのニューイヤーコンサートは、シュトラウス生誕200年もあって選曲にも工夫が凝らされ、ウィーンフィルならではの艶やかで躍動感あふれるワルツに胸が躍りました。同時に、今年の指揮者であるリッカルド・ムーティの音楽は社会に平和と愛と絆をもたらすためにある(大意ですが)という母国語でのメッセージが切実に響きました。
今年も美味しいお菓子とお菓子の文化史を考えていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
皆様にとって、今年が良い年でありますよう。(三浦裕子)
右の写真は私の誕生祝いに祖母が買ってくれた71年前の羽子板です。