極暑の京都にて（8月14日）
残暑お見舞い申し上げます。
私は九州大学大学院に特別研究者として籍を置き、菓子文化の研究をしているのですが、この度、目下研究中のテーマの一つに、村田学術振興財団から助成金がおりることになりました。
テーマは日本の洋菓子史を製菓製造機器の発達という側面から捉えてみようというもので、テクノロジーの発達とお菓子職人の技術の関係を考えてみるつもりです。
今月3日、村田学術振興財団のある京都で贈与式がありました。贈与式の後の懇親会で、自然科学と人文社会のさまざまな研究テーマに取り組むの研究者の方々と出会い、研究者としては「駆け出し」の私は視界が広がる思いでした。皆さま、すごい！熱い！よくぞ、そこにたどりつきましたね、と申し上げたい方ばかり。私も自分のテーマに精一杯取り組まなくては。
財団役員のお一人、前京都大学総長の山極寿一先生と評議員の立命館大学総長の仲谷善雄先生とご一緒しました。お二人とも仰ぎ見るような先生で、私が肩を並べられるのは年齢だけです（笑）
