コーヒー風味のザッハートルテ(2025年1月21日)
1月クラスは11日から20日まで行いました。
ティーセットははポルトガルのものですが、南天を思わせる絵柄。抹茶色のプレートに縮緬の膝掛けを合わせてお正月の名残としました。
メニューは「コーヒー風味のザッハートルテ」「チョコカスタード入りのスフレロールケーキ」「ココナッツと胡桃のディアマンクッキー」です。
今期(2024年2月〜2025年1月)までの当教室にテーマは「伝統菓子を学び直す」でした。今期最後のお菓子はザッハートルテです。長いクラスでは基本のザッハートルテはすでにしているので、今月は「コーヒー風味のザッハートルテ」にしてみました。基本のザッハーマッセとショコラグラズールにコーヒーが香るようにひと工夫しています。
ザッハートルテが重いお菓子なので、もう一つのお菓子は「スフレ生地のロールケーキ」にしました。ところどころにある黒いクリームは黒豆や小豆ではありません(笑)チョコレートカスタードクリームです。
クッキーはココナッツ入りのサクサク生地に胡桃を散らしました。グラニュー糖をまぶしたディアマン仕上げです。
ティータイムの前には、長ネギのポタージュをご用意いたしました。
歴史クラスのテーマは「世紀末ウィーンとウィーン菓子」です。今日ウィーン菓子の中でトルテと呼ばれているものは19世紀末から20世紀初頭の間に作られました。その時期のウィーンについて考えてみました。(お正月休みに南アフリカに旅した方がいて、美味しいビスケットお土産が届きました)
今月のテーブルトークはお休みです。当教室はスタート時に各自その年のテーマを決めていただくことになっており、今月はその発表の月です。1年でできることや成果が出ることは限られていますが、クラスの皆さまと一年を振り返るのも良いものです。(三浦裕子)