今年の紅玉はおいしい…10月クラス(10月27日)
\r\n お菓子の好きな人は、紅玉をみかけると買わずにはいられないのではないでしょうか。その紅玉が今年はおいしいようです。そこで今月のSweets&Tableは3年目以上のクラスでは、急遽メニューを変えて「アップルパイ」をしました。折りパイにりんごのピューレを敷き、せん切りにした生の紅玉をこんもりと盛って焼く、というものです。「ラ・ヴィエイユ・フランス」の木村シェフのお店ででているお菓子なのですが、ピューレの中にレーズンとクルミを入れるので味に深みがあります。焼き上げた後は、から焼きしたくるみをちらして出来上がり。ピューレにしたりんご、生のりんごの甘酸っぱい味の間にカリッと香ばしいクルミがはじけます。直径22センチのタルト型で焼いたのですが、ちょっと大きめに切り分けても、あれっという間にお腹に納まってしまいます。3年目以上のクラスでは、他に中に「栗の渋皮煮を入れたチョコレートのモンブラン」と白味噌を隠し味に入れた「さくさくのぼうろ」を作りました。\r\n \r\n 8年以上続いているクラスでは、ふんわりと泡立てた牛乳で仕上げるプチ・ガトー「カプチーノ」を。これはコーヒー風味のジョコンド生地にミルクチョコレートのクリームと濃厚はコーヒーババロワをあわせたものです。10年以上続いているクラスでは、抹茶いりのカップケーキに、栗の渋皮煮を詰めて栗クリームで仕上げたお菓子を。これは「栗山」と名付けました。栗クリームは茹でた栗を牛乳とグラニュー糖で煮て作ります。ほんの少しカカオパウダーを入れて、色あいと風味に奥行きをだしました。断面はこんなふうになっています。このふたつのベテランぞろいのクラスでは、「ソイソース風味の白ごまのサブレ」も作りました。微かに感じるおしょうゆの風味がなんとも乙なサブレなのです。木の葉型にぬいて秋の紅葉した葉をイメージしてみたのですが、ちょっと焼き色が濃すぎました…。\r\n \r\n 1年目のクラスは、毎年10月はシュークリームとエクレアです。カスタードクリームを生クリームを加えてふんわりクリーミィにしたものと、バタークリームとオレンジキュラソーを加えたコクのあるものに作り分けて、2つのおいしさを楽しみます。エクレアは定番のチョコレート味とコーヒー味を。やはりどちらもおいしいですね~。\r\n \r\n 2年目のクラスは、手作りのシロップ煮に栗で作る「栗のムースタルト」。栗のおいしさが十分に味わえる秋ならではのタルトです。クッキーはアイスボックスクッキーを。この生地が冷蔵庫にあると、お客さまがみえた時にいつでも焼きたてのクッキーをおだしすることができます。日一日と深まる秋に、心落ち着く豊かなティータイムをぜひ!(三浦裕子)\r\n‘,’今年の紅玉はおいしい…10月クラス(10月27日)