花形歌舞伎ときんつば、そしてエルメ(2月9日)

 2 VolumePills月の博多座は花形歌舞伎です。私は昼の部を観ました。  演目は『双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)』の「引窓』。力士として活躍している長五郎は恩ある人にために殺人を犯し、実母に今生の別れを告げに来ます。その実母お幸は再婚して今は義理の息子十次兵衛がいますが、彼はこの日代官に任命され、しかも初仕事が長五郎を捕らえることなのです。長五郎を奥の部屋にかくまい、お幸は十次兵衛に長次郎を暗に見逃してくれるように懇願します。義母お幸の真意を悟る時の十次兵衛がいいのです。私は胸が熱くなり、涙がぽとりと落ちました。市川染五郎さんの十次兵衛からは、継母を心底慕っており、だからこそ継母の望みをかなえてやりたい、しかし母が自分よりも真の我が子をかばうことに淋しさもある…という心情があふれているのです。十次兵衛が脇差しをぬいて「こうすりゃ、ただの十次兵衛」とわざとなにげない風を装う場面では、あわててハンドバッグからハンカチを取り出しました。  もうひとつの演目は、猿之助歌舞伎から『金幣猿島郡(きんのざいさるしまだいり)』そして『双面道成寺(ふたおもてどうじょうじ)』と続きます。こちらは、綾姫という思い人がいる頼光に恋いこがれる清姫のお話ですが、『引窓』の人情話とうって変わり、相思相愛の二人を見て「口惜し〜い」と叫ぶ、どこまでも自分の気持ちに忠実な清姫。このかなわぬ恋に身を焦がし、ついには蛇、さらには鬼となる清姫を市川亀治郎が気持ち良さそうに(?)演じています。相手を思い、自分を押さえる世話物も良し、自分に正直な清姫にもまた可愛いらしさがある。歌舞伎は濃い人生を投げかけてくれます。  幕間には、きんつばをいただきました。起源は京都の焼餅だそうですが、享保年間(1716年〜)に江戸に移り、庶民に人気のお菓子となったきんつば。刀の鍔を象った形、固めのつぶあん、私の中では東京の和菓子の代表格です。  またその後、百貨店の祭事『サロン・デュ・ショコラ』でのピエール・エルメ氏のトークショーに参加しました。写真では気難しそなエルメ氏ですが、実際はばら色のほっぺをした楽しそうな雰囲気の人。ミルクチョコレートが好きと語る様子はとてもチャーミングでした。今年の新作ミルクチョコ×パッションフルーツも、幸せなお味でした。私個人としては、今年のショコラの中では、ファブリス・ジロット氏のカカオのジュースのピュレ(?)が入った「アクアカオ』が印象に残りました。

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 歌舞伎を味わい、ショコラも楽しんだ2月の一週目でした。きんつばもエルメ氏もショコラも写真がなくてごめんなさい。写真を撮る前にいただいておりました…。(三浦裕子)