『菓子文化論』の講義・純真短期大学にて(11月10日)

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今年の秋も純真短期大学で『菓子文化論』の集中講義をしてきました。9月16日に初回の講義をした時は、まだキャンパスにはツクツクボーシが鳴いていましたが、講義納めの10月29日には、紅葉が色づき始めました。
純真短期大学の食物栄養科では、お菓子に強い栄養士を養成するお菓子クリエイトコースがあります。ここで『菓子文化論』の講義を始めて今年で5年目となります。「文化」を講義するということは容易な事ではありませんが、お菓子の歴史をひもとき、そこに込められた先人の思いをたどっていくと、現在の私たちの中にその思いがつながっていることに気づかされます。栄養価や味そのものとは違う「お菓子の味わい」を学ぶことと位置づけて『菓子文化論』の講義を構成しています。
私自身も大学院で学び、論文を書いていること、加えて学生達からの質問などによって、年々講義の内容が深まってきているような気がします。(三浦裕子)