大学院、『バットシェバ』、「菓子文化論」の講義(10月26日)

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10月から大学院の後期が始まりました。目下博士課程の3年目で、卒業に必要な単位は揃っており、前期の終わりには「博士論文執筆・中間報告」を済ませたのですが、まだまだ時間がかかりそうです…。また読み込まなければならない新しい資料に出会い、日暮れて道遠しの気分です。
そんな中、11日に北九州芸術劇場で『バットシェバ舞踏団』の公演を観てきました。オハッド・ナハリンの芸術監督就任10周年を記念して今までの作品の名シーンを再編集した公演で、初めてバットシェバを観る私にはうってつけの作品。ビデオで観たシーンでしたが、やはり生の舞台は違います。乗越たかおさんは「胸の奥でざわつく何か」と表現しておられますが、ほんとうにそう。ダンスでしか表現できない気分がひしひしとせまりました。

そして先月からは、純真短期大学の食物栄養科で栄養士を目指す学生の方々に「菓子文化論」の講義をしています。お菓子を文化としてとらえるこの講義も今年で6年目。講義を重ねる中で私自身の気づきもあり、「菓子文化論」を深めたいという気持ちを新たにしています。(三浦裕子)