甘夏とイボワール(5月19日)
今月は10日から17日まで教室をしました。
テーブルはイタリアのプリントクロスにフィッツ&フロイドのショープレートに、ノリタケのティーセットです。お花は芍薬と姫リョウブ。芍薬は1日でふわっとひらいて3日ほど美しい姿を見せてくれました。
メニューは「甘夏とイボワールのプチ・ガトー風」「バナナとヘーゼルナッツとチョコレートのシフォンケーキ」「苺の糖衣をかけたビスケット」です。
「甘夏とイボワール」甘夏のババロアは当教室では人気のお菓子なのですが、今月はイボワールのババロアを合わせてみました。今年の甘夏は酸味が強いよう。おかげでババロアにすると程よい酸味で美味しく仕上がりました。(ミントの葉を飾ったり、飾らながったり…笑)
「バナナとヘーゼルナッツとチョコレートのシフォン」当初はバナナと胡桃と考えていたのですが、たまたま余っていたヘーゼルナッツで代用して焼いてみたところ、これにチョコレートを加えたら!とひらめきました。早速作ってみたいという声が上がりました。
「苺の糖衣をかけたビスケット」先月たくさん作った苺のプリザーブタイプのジャム。最後に苺シロップが残ります。そのシロップで作った砂糖衣に焼き立てのビスケットをくぐらせて冷ますと、すりガラスのように艶消し状に、薄く糖衣がかかります。(写真では分かりにくいです…)
今月はティータイムの前に新じゃが、人参、キャベツ、グリンピース入りのスープをご用意しました。
歴史クラスのテーマは「中世後期のブルジョワの食卓、庶民の食卓」と題して、食卓の絵画を見比べながら、15世紀の食について考えました。
これはボリビアのお土産チョコレートです。とても洗練されたお味でした。
テーブルトークはAIで味の可視化に挑む佐賀の企業について取り上げました。
(三浦裕子)