日本洋菓子協会の『ガトー』誌(5月6日)
日本洋菓子連合会が発行している『ガトーGâteax』という月刊誌があります。全国の洋菓子協会に加入しているお菓子職人の方々のための月刊誌で、最新の洋菓子界の動向やプロ向けのお菓子の講習など、読みどころ満載の充実した本です。この『ガトー』に昨年9月号から隔月で5回「お菓子の足あとを読み解く」というテーマでエッセイを書きました。
テーマは第一回は「パティスリーはどこからきたのか」というテーマで、パテからウブリ、パン・デピスなどを統合する形でパティスリーが成立するまでの過程について書きました。
第二回目は「ビスケットとクッキーのルーツ」というテーマで、今日あまり区別をつけられないこの二つのお菓子のルーツについて書きました。
第三回のテーマは「砂糖が教えてくれること」です。お菓子にとって砂糖とは何かについて考えてみました。
第四回はチョコレートを取り上げ、「チョコレートのロマンと現実」と題して産業革命以降のチョコレートのあり方を問いました。
最後のテーマは「デコレーションとは何か」です。デコレーションの変遷を見ていくと、お菓子の役割の変遷も見えてきました。
以上のように、お菓子についてじっくりと取り組んだエッセイです。ご興味のある方は、日本洋菓子協会連合会にお問い合わせください。電話03-5486-2131
(三浦裕子)