蜂蜜のムースと塩味のフィナンシェ(7月14日)
今年は蝉の声より早く夏が来ました!今月は5日から12日までクラスをいたしました。
夏空、海のブルーとひまわりのイエロー、夏の定番の色合わせのテーブルです。
メニューは「蜂蜜のムース・レモンカード添え」「フィナンシェ・サレ」「塩フィナンシェ」です。(フィナンシェ・サレはベーコンと玉ねぎのソテーをのせたもの、塩フィナンシェは塩を効かせた甘塩ょっぱいものとしました)
「蜂蜜のムース・レモンカード添え」はふんわり軽い蜂蜜のムースにレモンカードをのせたビスキュイを組み合わせた冷菓です。蜂蜜の淡い風味を生かすために少し工夫をしました。
「フィナンシェ・サレ」はケーク・サレの応用編です。小さな型で焼くと、火が通りやすく香ばしく焼き上がります。アーモンドパウダーのコクが味のポイントです。
「塩フィナンシェ」は砂糖を少し加減し、塩を効かせて焼いたもの。暑い日のティータイムにおすすめです。
ティータイムの前には、トマトのブルスケッタをご用意しました。ガーリックトーストにのせた完熟のトマトにバジルと塩とオリーブオイル。夏の楽しみです。
今月の歴史クラスは「17世紀オランダの食卓画の中のお菓子」です。中国・明の深鉢に盛られている砂糖衣のかかったクッキーが描かれている絵画を見ながら、当時のお菓子について考えました。
テーブルトークはお菓子の中の発酵生地「ブリオシュ」と「ヴィエノワズリー」の関係についてお話ししました。(三浦裕子)