栗入りミルフィーユ、栗入りロールケーキ(10月19日)
今年の九州北部は夏に雨が少なく、栗が小粒で収穫も少なかったよう。栗を見つけたら求めて、シロップ煮にしました。渋皮までむいて、軽く下茹でし、バニラ棒を入れたシロップで煮たものです。
今月はテーブルはハロウィンを意識したセッティングですが、お菓子は栗のシロップ煮入り3品です。「リーフパイのミルフィーユ風・栗入り」「簡単な栗入りロールケーキ・ショコラ」「簡単な栗入りロールケーキ・カフェ」

「リーフパイのミルフィーユ風・栗入り」
ミルフィーユは、パイ生地を軽く焼いて膨らみを抑え、芯までしっかり焼きて仕上げるお菓子です。家庭のオーブンで、表面にふりかけた砂糖がキャラメリゼさせるにはプレートを斜めに立てかけて焼かねばなりません。そこで今月はリーフパイを焼いて、硬めのカスタードクリームと栗のシロップ煮をサンドしました。
教室でいただく分だけ仕上げて、残りはリーフパイ、カスタード、栗のシロップ煮をそれぞれ持って帰っていただき、お家で仕上げて召し上がっていただくようにしました。






栗とチョコレート、栗とコーヒーの組み合わせが好きです。今月は、カカオ風味の生地、コーヒー風味の生地で栗入りのロールケーキ2種類を作りました。







カカオ生地には軽いショコラシャンティを、カフェ生地にはブランデー風味のシャンティを合わています。
ティータイムの前には「きのこのスープ」をご用意いたしました。

お菓子の歴史クラスは、16世紀のエリザベス朝の食卓の絵画や、16世紀の料理書などから「イングランド的な食の萌芽」を探りました。トライフルの原型が生まれた時代です。

今月のテーブルトークは「進むお菓子のご飯化」という朝日新聞の記事について考えました。高タンパクを謳うおやつ、食事のような満足感のあるお煎餅、ビタミンやミネラル豊富なスナックなどなど。背景には、食事に時間が取れないというニーズがあるのだとか。何もかもが手軽に手に入るのに忙しい私たちです。(三浦裕子)

