密を避けてのティータイム(2021年1月26日)
コロナ再拡大で緊急事態宣言が発令されたなか、18日から25日まで密を避けて少人数で1月のクラスを致しました。デモンストレーションは1品のみで他の2品はレシピに沿って説明を行い、ティータイムはゆったりと間隔をとってお席をご用意しました。召し上がる時だけはマスクは外しても、お喋りする時はマスクをつけて‥皆様とてもスマートなご対応でした!
一年目のAクラスは「ガトー・モカ」「抹茶とホワイトチョコレートのシフォンケーキ」「シガレット」を作りました。
「ガトー・モカ」はコーヒー風味のバタークリームを使ったケーキ。バタークリームの美味しさに皆様、びっくりなさいます。
「抹茶とホワイトチョコレートのシフォンケーキ」は、相性の良い抹茶とホワイトチョコの組み合わせ。抹茶生地の間に刻んだホワイトチョコレートが散っています。ご存知「シガレット」は、生クリーム入りの柔らかいクッキー生地を棒状に仕上げた薄焼きクッキーです。
三年目以上のBクラスは「家庭で作るザッハートルテ」「バナナのタタン風」「米粉の和三盆のクッキー」を作りました。
正式な「ザッハートルテ」はチョコレート糖衣の温度管理が難しいのですが、教室ではカカオプードルを使って糖衣を作ります。ショコラグラズールに近い味わいです。
キャラメル風味のバナナが美味しい「バナナのタタン風」はアメリカのお菓子、サニーサイドアップにヒントを得て作った焼き菓子です。バターを加えたカラメルの上にバナナを敷き詰めて、バター生地を詰めて焼きます。
軽く空焼きした米粉で作るクッキーはほろっとした独特の食感に仕上がります。和三盆の風味と相まって独特な和風クッキーとなりました。
八年以上続いているクラスでは「バナナのズコット」「フランボワーズの香りのガトー・ショコラ」と「米粉と和三盆のクッキー」を作りました。
「バナナのズコット」は形はズコットですが、中身はカカオ風味のスポンジと生クリームを混ぜたしっとりとした生地にバナナを散らしたものが詰まっています。底にシュクレ生地を敷いています。シャンティクリームと残りのシュクレ生地で様々にデコレーションしました。
フランボワーズを入れてチョコレートたっぷりの配合で作ったのが「フランボワーズの香りのガトー・ショコラ」です。今月のお茶(マリアージュ・フレールの今年の干支「牛」の銘を持つ、クコとフルーツの香りの紅茶)にとてもよくあいました。
ティータイムの前には、人参のポタージュをご用意しました。
密を避けるために、テーブルから離れて大きめのプレートで召し上がっていただくクラスもありました。ご不自由をおかけいたしましたが、短い時間でもお顔を見ながらお喋りすると、安心感や元気が交感しますね。(三浦裕子)