春を待つ2月クラス(2月24日)

\"\"\"\"\"\"\r\n 今月のコンソールの上に飾っているケーキスタンドのマカロンは、キャンドルです。見かけも質感も本物そっくりなので、手に取った人はびっくり。昨年末、生徒さんの知子さんからいただいた楽しいプレゼントです。\r\n 今月の花はヒヤシンスが主役です。香りの強い花は卓上花には向かないのですが、2月のこの季節だけの美しさということで飾ることにしました。(教室の後半は薄紫のバラに変えました)クロスはベージュの刺繍の入ったピンク。一足早く春がきたようです。\r\n\"\"\"\"\r\n 2月はSweets&Tableの2009年度のスタートの月です。今年は1クラス新しいクラスができました。1年目の最初のクラスのメニューはイギリスのお菓子、ヴィクトリアサンドウィッチケーキ、アプリコットの果肉とクランブルをのせて焼く焼き菓子、オーツビスケットの3種類です。これにティーサンドウィツチをご用意して、アフタヌーンティーを例にとってテーブルセッティングの入門のお話をします。新しく入会された方々を初めてお迎えする時は緊張もしますが、気持ちが引き締まっていいものです。\r\n 2年目のクラスは毎年パイをします。家庭で作りやすい作り方と分量で仕上げたパイでミルフィーユとキッシュロレーヌ、残り生地でサクリスタンを作ります。芯までしっかりと焼いたミルフィーユは、毎年歓声があがるおいしさです。\r\n \"\"\"\"\r\n 3年目以上のクラスでは、アーモンドとココナッツの粉とカカオプードルで作ったダックワーズ生地に、ミルクチョコレートの柔らかいガナッシュとプルーンをはさんでヨーヨーのように仕上げたお菓子を作りました。味のアクセントにプラリネを入れています。もうひとつは、私も大好きなお菓子、マンディアン風ブラウニーです。くるみだけを入れたブラウニーにガナッシュを絞ってプルーン、いちじく、アプリコット、ピスタシオを飾る焼き菓子。そう、チョコレートのマンディアンをアレンジしたものです。そしてコーヒーとシナモンを効かせたカプチーノのようなクッキーを作りました。\r\n \"\"\"\"\"\"\r\n 8年目以上の永いクラスでは、カカオミルフィーユを作りました。カカオパウダーを加えて作ったパイ生地にチョコレート入りのカスタードを挟んだこのお菓子は、とてもおいしいのですが、見かけが…。パイ生地の状態も含めてもう少し改良の余地があるようです。焼き菓子は、塩味の焼き菓子、ケーク・サレを2種類作りました。ブロッコリー入りとトマトと黒オリーブ入りです。2002年の発売以来パリで一定の人気があるというこの焼き菓子は、お菓子といってもサラダに添えれば軽食になるようなもの。もっといろんなヴァリエーションが楽しめると思いました。もうひとつは、ローズマリーを効かせたハーブクッキーを作りました。(三浦裕子)\r\n