比較文化学会・九州大会で発表をしました。(3月10日)
3月7日土曜日、福岡女子大学で開かれた『日本比較文化学会・第27回九州支部大会』で『バウムクーヘンの来歴についての一考察〜日本の引き出物菓子としての原点を探る〜』というテーマで発表しました。
写真左は会場の福岡女子大の図書館です。下は学内にあるカフェの一角。会場は図書館向かいの研究棟でした。
1970年代末、日本ではバウムクーヘンは婚礼の引き出物菓子として人気がありました。発表論文の内容は『Chronik bildschnöner Backwerke(絵のように美しい焼き菓子年代記』などのドイツのお菓子の歴史の本に記されたバウムクーヘンの来歴を読み、日本においての婚礼の菓子としての受容の要因を考察するというものです。バウムクーヘンがよく知られたお菓子だということもあり、お陰さまで質問が相次ぐ活発な発表となりました。ご質問に答えることで私の中にいくつかの気づきもあって、良い機会となりました。緊張しましたが。(笑)(三浦裕子)