還暦自祝茶事をしました。（9月22日）
私は祖母、母の影響もあり表千家の茶の湯に親しんでいます。還暦を迎えたのを記念して、先日9月20日の秋晴れの一日、同年のお稽古仲間恭子さんとふたりで「還暦の茶事」を自祝しました。
恭子さんと私のお道具を持ち寄って、足りないところは先生にお借りして、先生をお正客にお稽古仲間の社中の皆さまをお迎えしました。気心のしれた方達がお客さまとはいえお茶事となると緊張し、前日はお道具がぐるぐるまわる夢を見てしまいました（笑）
同じくお稽古仲間の圭子さん、尚子さんに裏のお手伝いを頼み、恭子さんとふたり、精一杯務めました。私は日頃のお稽古不足がたたって、たばこ盆の灰がうまくおさえられず、またお点前も上がってしまい…と冷や汗の連続でしたが、先生はじめ皆さまがあたたかく受けとめて下さり、和やかに無事終えることができました。
茶事を思い立ち、皆さまにお知らせし、お道具や料理のとりあわせに心をくだき、できる限りの準備をする…茶の湯の心は仕事や日常生活すべてに通じています。反省点はたくさんありますが、それらを糧にして、また細くながくお稽古を続けていきたいと思っています。（三浦裕子）
