2016年の新学期2月クラスはパイ(2月22日)

当教室Sweets&Tableの新学期は2月です。今期からは新入会の方を含む比較的初心者のAクラス、6〜7年以上の続けて下さっている中堅Bクラス、20年近く続けて下さっているベテランCクラスという3種類のクラス分けでメニューを組むことにしました。またお茶の時間のときのトピックは「テーブルセッティングについて」です。お菓子とお茶の時間を通じて楽しく豊かなひとときをすごせる教室になるよう、またフレッシュな気持ちで臨みたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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教室中(13日〜20日)に、庭の白梅がほぼ満開となりました。水仙が終わり、ふきのとうが芽をだし、気がつきたらクリスマスローズがたくさんの花をつけています。寒さも峠は越えました。そこで今月は総てのクラスで、寒いときにこそ作りやすい生地、パイのお菓子をとりあげました。

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当教室では、折りパイ(フィユタージュ)はバターを板状に伸ばして生地で包んで作るパート・フィユテ・オルデネールではなく、2センチ角のサイコロ状に切ったバターを生地とともに折り込んでいく方法で作っています。この方法ですと生地の粉が100gぐらいの少量でも作りやすく、食感も折りパイに近くてミルフィーユもいい感じにできます。今月はどのクラスでもこの生地を作り、Aクラスでは苺をはさむ「アルハンブラのミルフィーユ」「ブロッコリーと海老のキッシュ」「パルミエ」、BとCのクラスではこのパイを使って「メイズ・オブ・オナー」、「ガトー・ショコラ(カカオビスキュイ生地入り)」「パルミエ」を作りました。そして、残りの生地がでるので、おまけとして(?)それを使ってのクラスで玉ねぎとベーコンのキッシュを作りました。

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Aクラスの「アルハンブラのミルフィーユ」はカスタードとともに苺をはさんだミルフィーユです。パイは簡単な折りパイですが、焼き方にポイントがあります。ふくらみすぎないように、天板をのせて焼くのです。きつね色になったら粉砂糖をふりかけて、表面がキャラメリゼするまでしっかり焼きます。はさむカスタードクリームはしっかりと煮上げてバタークリームを加えて仕上げます。間にスライスした苺をはさみます。切り分けやすいように、苺はまばらに(残念!)にのせていきます。キッシュは「ブロッコリーと海老」で作りました。チーズはグリュイエールを使いました。そして余った生地を集めて「パルミエ」を焼きました。3〜4センチ大の小さなもの。可愛らしいです。クラスによって形はさまざま。さらに余り生地で定番の「玉ねぎとベーコン」のキッシュも焼きました。

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BとCクラスでは「メイズ・オブ・オナー」を焼きました。難しいお菓子ではないのですが、今までクラスで取りあげる機会がありませんでした。ヘンリー8世の時代に生まれたというイギリスのチーズパイです。タルトレット型で焼くと紹介されることが多いのですが、このお菓子といえば必ず名前があがるロンドン郊外のお店『Newens』のように、型で生地をぬいてケースを作ってチーズ生地を入れて焼くという方法で作りました。チーズはフレッシュチーズを使います。

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焼き菓子は「ガトー・ショコラ」を作りました。といってもただ焼くだけのタイプではなく、カカオプードル入りのビスキュイ生地を焼いておき、それにラズベリージャムをぬったものをガトー・ショコラの生地に入れて焼くという焼き菓子です。表面には粉砂糖とともに苺パウダーを振りかけています。長いクラスでも余った生地を使って小さな「パルミエ」を焼きました。そして余った生地を集めて「玉ねぎとベーコンのキッシュ」も。

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今月はティーサンドウィッチをご用意しました。そして紅茶は『テイラーズ・オブ・ハロゲイト』のヨークシャー・ゴールドでミルクティーを楽しんでいただきました。小さなおもてなしアフタヌーンティーは、Sweets&Tableの原点です。(三浦裕子)