蒸し暑さを吹き飛ばす爽やかなフルーツのお菓子(7月12日)

7月のSweets&Tableは2日から9日まで開催いたしました。いつもは毎月2週目の土曜日から3週目までなのですが、7 月は毎年学校が夏休みに入る前に行うようにしています。

今月のテーブルは鮮やかなグリーンに細い藍の糸が織り込まれたインド綿で作ったテーブルクロスに、藍色のストロー製のプレイスマット、ポルトガル製の大皿をあわせてみました。お花は庭のギボシの葉にクルクマです。

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食器棚に飾ったのは18世紀のお皿です。ベルギーのものですが、シノワズリー趣味が感じられるところが気に入っています。スペインのお土産のキャンドルをあわせてみました。

今月のメニューはA、Bクラスが「トロピカルフルーツのムース」「アンチョビと枝豆のシフォンケーキ」、Cクラスが「新・グレープフルーツとヨーグルトのムース」「シナモンとホワイトチョコレートのシフォンケーキ」。クッキーは全クラス「ポルボローネ」です。

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「トロピカルフルーツのムース」はマンゴとパッションフルーツのピューレで作るムースです。底にはダックワーズ生地を敷いています。上にゆるく固めたマンゴとパッションフルーツのゼリーを流して、ブルーベリーとキーウィフルーツを飾りました。最初のクラスだけブルーベリーが間に合わず、ブラックチェリーのコンポートを使うことになりました。(ごめんなさい…)マンゴの甘さとパッションの酸味がぴったりとあって、蒸し暑さも吹きとぶおいしさです。

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焼き菓子は塩味のシフォンケーキです。アンチョビの風味と枝豆の歯ごたえが楽しい焼き菓子ができました。砂糖が入らないシフォンケーキは、焼き面がつるりとしてパンのように焼き上がります。焼き面を上にしてお皿に盛ってもいいですね。

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「新・グレープフルーツとヨーグルトのムース」は7年ほど前に作ったものの改良版です。ビスキュイ・ジョコンドにヨーグルトのクリームとグレープフルーツのムースを重ね、間にグレープフルーツの果実を入れました。ヨーグルトクリームとグレープフルーツのムースの組み合わせがとても気に入っています。表面に絞っているのはレモンカードです。見た目の爽やかさとともに、味のアクセントになる酸味も加えてくれます。小さなジョコンド生地を間にも挟むように予定していたのですが、慌て者の私が挟み忘れてしまい…。(ごめんなさい)表面にちょこんとのせてみたら、これもいい感じですよ、とクラスの方々に助け(慰め?)られました。

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シナモンの風味と涼感を効かせたシフォンケーキを作りたいと考えていた時、思いついてホワイトチョコレートを加えたらミルキーな味わいがプラスされていい感じに仕上がりました。冷やしていただくと、シャキッとするような元気が出てくるおいしさです。

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クッキーはほろっとした口溶けの「ポルボローネ」を作りました。以前にも作ったことがあるのですが、今回は改良版です。隠し味にホワイトチョコレートを入れています。おいしいのですが、焼き方に課題が残りました。このクッキーは低温で焼くのですが、教室中は生地を焼いた後のオーブンで焼くので、どうしてもオーブンの温度が下がりきらずに、生地が広がって焼き上がってしまうのです。朝一番に低温で焼くとこんな風にきれいなメダル状に焼けるのですが…。

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今月ティータイムの前に、ガーリックとオリーブオイルをぬって焼いたバケットに、オリーブオイルと塩であえたトマトとバジルをのせたブルスケッタをご用意しました。

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ティータイムの後はイギリスのお菓子についてお話しました。EUからの離脱を決めたUKですが、お菓子をみてもヨーロッパ大陸のものとはすこし違うのです。では皆様、楽しい夏をお過ごしください。(三浦裕子)