オレンジとレモンのお菓子(4月23日)

4月クラス(13日〜22日)の間に、庭のチューリップは散り、つつじが咲きそろいました。今月のオーバルテーブルは、ポルトガル製の刺繍入りのピンクのクロスに、ミントンのハドンホールをあわせました。丸テーブルは、花柄のプリントに縁に金ラインと小花の模様が入ったノリタケのティーセット。どちらもピンクのグラデーションのお花とピンクのナプキンです。

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お菓子のメニューは、1~2年目のクラスが「レモンのレアチーズケーキ」「パン・ド・ジェーヌ」「レモンスクエア」です。

レモンカードを使った甘酸っぱくクリーミィなチーズケーキ。

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約30年近く前にイル・プルーの弓田先生に教わったパン・ド・ジェーヌは、私の大好きな焼き菓子のひとつです。

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アメリカの本で見つけたショートブレッドの上にレモンのグレイズをのせて焼くクッキー、レモンスクエア。今回は細長い長方形に切ったので、レモンバーです。

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4〜5年目のクラスは「新・レモンのトルテ」「パン・ド・ジェーヌ」「焼きメレンゲ」

新・レモンのトルテは、10年ほど前に創ったトルテの改訂版。イヴォワールレモンクリームを使います。もちろん底には、サクサクのミュルベタイクを敷きます。

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「焼きメレンゲ」は苺パウダー入りで、ピンク色に仕上げるつもりが、オーブンの都合で、こんがりベージュ色に…。けれどもお味はほんのり酸っぱい苺風味です。

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10年以上続いているクラスでは「ミゼラブル」「オレンジのフランクフルタークランツ」「ハイデサント」を作りました。

「ミゼラブル」はベルギーの伝統菓子です。バタークリームたっぷりのお菓子なので、細めに切ったり、小さめのスクエア型に切ったり。クラスによって形もさまざまです。

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ドイツ菓子フランクフルタークランツは、私の好きなお菓子のひとつです。今月はオレンジ風味にしました。クリームは、オレンジ風味のイヴォワールシャンティです。これもクラスによって仕上げはいろいろ。

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ハイデとはドイツ語で「異教との」というような意味。異教徒風のサブレという名を持つこのクッキーは、焦がしバターで作ります。

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ティータイムの前には、新玉ねぎと梅干しのスープをご用意しました。今月のテーブルトークは元号が新しくなる事に因んで、お菓子における「新しさとは何か」を考えてみました。(三浦裕子)

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