パイナップルのトルテ(7月15日)
今月は6日から13日までクラスをしました。オーバルテーブルはソレイヤードのファブリックで作ったテーブルクロスに、ポルトガルのヴィシタのティーセットをあわせました。丸テーブルは、ペネロップのクロスに瑠璃ガラスのプレート、深川製磁のコーヒーセットです。
1~2年のクラスは「コーヒーグラッセ」「明太とアンチョビのパイ」を作りました。
「コーヒーグラッセ」は、カカオ風味のビスキュイにラム風味のコーヒーパルフェを詰めた冷菓です。
「明太パイ」と「アンチョビのパイ」は、フードプロゼッサーで作るパートブリゼの生地を使います。明太は生地に広げて巻いたものを、輪切りにして焼きました。アンチョビは三角形に切った生地にアンチョビをのせて、クロワッサンのように成型します。夏に嬉しい塩味のパイです。
3年目以上の全クラスでは、今年の新作「アナナスザーネトルテ」を作りました。パイナップルジュースで作るクリームを挟むこのトルテは、パイナップルの香りと酸味がいい感じ!と大好評でした。底にはミュルベタイクを敷いています。クラスのよって仕上げが少しずつ違います。
中堅のクラスの焼き菓子は「シフォンケーキ・カフェ・オ・レ」コーヒー風味のシフォンケーキにミルキーなホワイトチョコレートを散らしています。
ベテランのクラスでは「サンドケーキ・コーヒー風味」を作りました。口の中でほろほろと溶けるこの焼き菓子は、冷やしていただくと又美味しいのです。涼感のあるシナモンも加えています。
そして中堅、ベテランのクラス共にもう一つ「ビスコッティ・サレ」を焼きました。パルメザンチーズとブラックペッパーを効かせ、アーモンドを散らして焼きます。アーモンドを入れ忘れた(!)クラスでは、急遽二度焼きの時に、卵白でくるんだアーモンドをのせました…。そそっかしくて、申し訳ありません。
ティータイムの前には、トマトのブルスケッタをご用意しました。今月のテーブルトークは、先月大阪で開かれたG20の晩餐会メニューについておしゃべりしました。Sweets&Tableお菓子クラスは8月は夏休みです。皆様、お健やかな夏をお過ごし下さい。(三浦裕子)