秋の気配に気持ちが和みます。9月クラス(9月15日)

強風が吹き荒れた台風9号と10号が過ぎ去った福岡は、秋の気配が漂いはじめました。朝夕の涼風にやっとひと心地ついた思いです。今月のSweets&Tableは9月4日から14日まで行いました。(台風が直撃した7日のクラスは23日に延期しました)

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今月は渋い若草色のクロスにお膳を合わせたテーブルです。スペイン製ガラス皿と深川製磁のコーヒーカップを合わせました。重陽の節句にちなんでお花は糸菊を添えたのですが、まだ生花は持ちませんね。週前半でしおれてしまいました。コロナの感染は少し落ち着いたものの、まだまだ細心の注意が必要です。今月もお菓子の作り方は説明のみにして、要点だけをデモンストレーションし、クラスもお人数が少ないクラスは間隔をあけてお席についていただきましたが、お人数が多いクラスはお菓子を大皿に盛り付けてお一人づつ離れてのティータイムとしました。

Aクラスのメニューは「ロールケーキ・ウジ」「ガトー・バスク風・あずき」「きなこのポルヴォロン」です。ロールケーキ・ウジは抹茶クリームのロールケーキです。甘納豆をトッピングしています。ガトー・バスクにあずき餡を詰めたのがガトー・バスク風あずきですが、餡には少し工夫を凝らしています。本来は焼いた小麦粉で作るポルヴォロンをきな粉に変えたクッキーがきなこのポルヴォロン。隠し味にピーナッツバターを使った香ばしいクッキーです。

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Bクラスのメニューは「かぼちゃのムースケーキ」「ヴィント・ボイテル」(ドイツ風シュークリーム)2種です。

かぼちゃのババロアをビスキュイで包んだお菓子です。秋夜に浮かぶ半月に見立てて、とよ型で作りました。ビスキュイ生地には黒ごまを散らしています。

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ドイツではシュークリームをヴィント・ボイテルと呼びます。そして中にフルーツのコンポートを入れたりします。これをヒントにして、今月はチョコレートカスタードにバナナを入れたもの、そしてカスタードクリームにチェリーのコンポートを入れたものの2 種類を作りました。バナナ入りにはラム酒風味の生クリーム、チェリー入りにはキルシュ風味の生クリームを合わせています。3cm大に小さく作りました。

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Cクラスのメニューは「レ・ド・マリー」「洋梨のパウンドケーキ」「ごま入り抹茶のチュイール」を作りました。レ・ド・マリーは15年ぶりの再登場です。Cクラスでは新しいお菓子を作るようにしているのですが、暑さの残る今頃に食べたいお菓子としてすぐに頭に浮かんだので、久々にメニューに取り上げました。プルーンとヨーグルトクリームの爽やかなタルトです。

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洋梨のパウンドには「イル・プルー」のドライペアを使っています。洋梨のピューレも入れて洋梨の風味をできるだけ生かすようにしています。ごま入りの抹茶のチュイールはもっと抹茶の緑色を残したかったのですが、香ばしさを優先させたら、あまり抹茶の効果が出ませんでした‥これからの課題です。

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ティータイムの前にはサツマイモのポタージュをご用意しました。

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実習ができないので時間ができた分、当教室では「基本のき」として、生地の基本分量の説明をしています。今月はタルトの敷き込み生地「パータ・フォンセ」についておさらいしました。

手洗いとマスクで用心しつつ、今は深く考える時です。(三浦裕子)