2020年のクリスマスクラス(12月15日)
12月4日から12日まで今年度のクリスマスクラスをしました。新型コロナウィルスの再拡大が懸念される中、通常ならお一人一台ずつビュッシュ・ド・ノエルを作っていただくのですが、今年のクリスマスクラスは密にならずに作業ができるフルーツケーキをメニューに選びました。
今年のテーブルはワインレッドのモワレのクロスに28年前に買ったノリタケのクリスマスプレートを合わせました。ナプキンリングは37年前にウィーンの骨董市で買ったものです。(どれも年季が入ってきました、笑)丸テーブルのクロスはヴォーヴィレの2000年記念のクリスマスクロスです。センターピースはヒバや薩摩杉で作ったもの。キャンドルは毎年変えているものの、こちらも同じようなスタイルで26年作り続けています。
今年スタートしたばかりのAクラスだけは、柔らかいジェノワーズ生地とショコラシャンティで作る簡単なビュッシュ・ド・ノエルを作りました。
BクラスとCクラスは全て、バターケーキの基本をおさらいしながらフルーツケーキを焼きました。1年以上漬け込んでおいたレーズンと特製のチャツネ、くるみ入りの当教室自慢のフルーツケーキです。
デコレーションがないのはやはり寂しい‥と思い、今年は皆様にアイシングを楽しんでいただきました。ハートに抜いたスパイスクッキーはジンジャー、シナモン、クローブ入りです。
思い思いの仕上がりをご覧ください。
今年もノンアルコールの発砲フルーツジュースで乾杯の後、当教室のクリスマス定番メニュー、カニとカブのグラタンとジャコとマヨネーズのブルスケッタでを召し上がっていただきました。8年前に作ったピンクのビュッシュ(ラズベリーバタークリームとイヴォワールシャンティ入りです)をご用意し、フルーツケーキとともにクリスマスのティータイムを楽しみました。
今年は思いもかけないことが起こった忘れられない年となりました。このような中にあっても、お菓子を楽しむひとときを持てた幸せを噛み締めています。(三浦裕子)