新緑の5月にパイナップルのシャルロット(5月23日)
寒暖はあるものの薫風に新緑が光る5月です。今月は12日から22日まで教室をいたしました。
今月のオーバルのテーブルには「メイグリーン」と名付けられた大倉陶園のティーセットを使いました。丸テーブルはハドンホールのティーセットです。
お菓子クラスのメニューは「パイナップルのシャルロット」「甘夏のママレードクーヘン」「ココナツの薄焼きクッキー」です。
「パイナップルのシャルロット」甘い台湾パイナップルが出回る季節になりました。パイナップルはババロアにすると美味しいのをご存知でしょうか。今月はシャルロットにしました。クラスによって飾り付けはさまざま。(飾りのリボンもつけたりつけなかったり)
「甘夏のママレードクーヘン」手作りのママレードはフルーティに仕上がります。ゴールデンウィークの間に作っておいたママレードで焼き菓子を作りました。(写真下、手製の甘夏のママレードです)ミュルベタイクの上にママレードを敷いて、軽い生地をかけて焼きます。爽やかな焼き菓子ができました。
「ココナツの薄焼きクッキー」ココナツの粉とココナツロングをたっぷり使った薄焼きクッキーに、ほんの少しチョコレートをかけて仕上げました。(ココナツは焦げやすので焼き色が…)
ティータイムの前には、グリンピースのポタージュをご用意しました。
光る風、初夏の日差しの教室です。
お菓子の歴史クラスのテーマは「中世の食の前提」。難しくて大きなテーマですが、中世の宴会の絵画を見ながら朧げながら中世の食のイメージを掴みます。そして来月は中世におけるお菓子を見ていきます。
今月のテーブルトークは、食育活動の一環として行われている(公)全国調理師養成施設協会主催の<Z−1グランプリ>を取り上げました。今年のテーマは「いつでも食べたい、地元食材で私のオリジナル雑煮」だそう。地域の特色はだいじにしつつ、お雑煮を作り続けていくのは難しい時代になったのかもしれません。(三浦裕子)