さつまいも、チョコ、抹茶、初秋のティータイム(9月12日)
9月に入って、やっと朝夕の風に秋の気配を感じられるようになりました。今月は1日から11日まで教室をしました。
テーブルは和風に。溜塗のお膳にポルトガルのコーヒーセットを合わせました。日中はまだまだ暑いので、お皿はガラス製に。
メニューは「さつまいもとコーヒー風味のミルクチョコレートのケーキ」「抹茶のロールケーキ2023」「クッキー・モカ」です。
「さつまいもとコーヒー風味のミルクチョコレートのケーキ」
私はさつまいもとチョコレートの組み合わせが好きで、ここ2〜3年毎年秋にこの組み合わせでお菓子を作っています。今年はさつまいも入りの生地にミルクチョコレートのムースを合わせてみました。表面を軽〜くキャラメリゼして秋色に。
「抹茶のロールケーキ2023」
抹茶のロールケーキは教室ではもう何度も作っています。今年は、中には抹茶風味のイボワールシャンティー。外は抹茶風味のシャンティーにしてみました。濃茶のように練り上げた抹茶を表面に飾って仕上げます。
「クッキー・モカ」
今回は隠し味にココナツパウダーを入れました。サクサク感と風味が増します。
ティータイムの前には冷たいごぼうのポタージュを。
お菓子の歴史クラスはイギリスの産業革命、アメリカの独立、フランス革命におけるお菓子を考えてみました。
今月のテーブルトークは柄谷行人先生の『力と交換様式』を紹介しました。私もまだ読み終えてはおらず、紹介できるほど理解しているわけではないのですが、交換様式から見ると社会、歴史の構造が分かる、ここのところをお伝えしたくて。(三浦裕子)