2024年度Sweets&Tableスタート(2月18日)
当教室のお菓子クラスの新学期は2月です。(お菓子の歴史クラスは3月スタートです)
毎年2月のクラスは、初めて自分で買った思い出の器ハドンホールのティーセットを使いことに決めています。Sweets&Tableは今年31年目。初心を忘れずに、美味しいお菓子を作り、よりよい日々のヒントを考える楽しいティータイムをお届けしたいと考えております。
今月のお菓子のメニューは全クラス「ビターとミルク、2種類のエクレア・ショコラ」と「チョコレートの富士山2種」です。
エクレアはもう何度も教室で作りました。コーヒー、抹茶、キャメルなどなど。どれも甲乙つけ難い美味しさですが、今月はビターとミルクチョコでエクレア・ショコラを作りました。ビターは3種類のビターチョコレートで作ったガナッシュ入り。シュー生地にもカカオプードルを入れてほろ苦さを強調しました。
ミルクはヴァローナのジバララクテのガナッシュ入り。皆様の好みはミルクがやや優勢!
チョコレートの富士山はクグロフ型を富士山に見立てた、チョコレート入りのバターケーキです。一つはパウンド生地を作って生地の一部にチョコレートを入れた、いわゆるマーブルケーキです。
もう一つは、イボワールで作ったブラウニーとチョコのブラウニーを重ね焼きしたもの。(写真ではあまり違いは分かりませんが…)
こちらはブラウニー生地の富士山の方が人気でした。
ティータイムにはもう30年作っているティーサンドウィッチを。前半のクラスではサンドウィッチに千切りのレタスをかけなかったのですが、長いクラスでは「やはり、かけましょう」との声が上がり、復活しました。(千切りレタスは乾燥防止です) 紅茶はリントンズを淹れました。
テーブルトークでは、アフタヌーンティーが形成された19世紀後半の英国の事情を考えました。(三浦裕子)