レモン味のマラコフトルテ(4月23日)
4月13日〜20日までの教室の間に、チューリップが散ってツツジが満開になりました。今月はテーブルも花柄のクロスにしました。オーバルテーブルは麦わらのマットにノリタケのアイビー柄のティーセット、丸テーブルは蝶々柄のヘレンドのヴィクトリアです。
メニューは「マラコフトルテ」「バナナと胡桃のケーキ」「バナナとココナッツのケーキ」
今年のSweets&Tableのテーマは伝統菓子を新しい味で!です。今月はオーストリア菓子の代表選手の一つマラコフトルテをツィトローネンクレーム(レモンクリーム)で作りました。仕上げのチョコレートがけもホワイトチョコに変えました。庭のセルフィーユも添えて。(トルテなのでどのクラスも似たようなデコレーションとなりましたが、クリーム絞り具合などが微妙に違います)
今月はバナナの焼き菓子を2品。一つはくるみ入りで、バターに砂糖をすり混ぜて作るフラワーバッター法の生地です。
もう一つはココナッツファインを入れました。ココナッツミルクパウダーも入れました。全卵を泡立てて、バターは最後に溶かして入れる生地です。写真では分かりづらいですが、仕上がりのキメが違います。
ティータイムの前には、新玉ねぎと梅干しのスープをご用意しました。
今月のテーブルトークは、クックパッドが高校に家庭科の出前授業として調理実習を行なっているという話題を。テーマは料理の楽しさを伝えたい、とのことですが、「料理は辛い時もある」「料理は生活技術の一つ」といろいろな意見が出ました。
今月のお菓子の歴史クラスでは「中世に生まれたパテ」について考えてみました。(三浦裕子)