大気が澄んで秋の訪れを感じる9月の下旬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大気が澄んで秋の訪れを感じる9月の下旬に、純真短期大学の食物栄養科お菓子クリエイトコースで、一週間「お菓子文化論」の集中講をしました。2年前、お菓子に強い栄養士を育てるために創設されたこのコースができた時から受け持っている講義です。
和菓子と洋菓子それぞれに歴史を振り返り、歳時とお菓子の関係をひもとき、人の営みにおいてお菓子とは何かを考える講義です。限られた時間内で語り、共に考えていく内容は限られますが、若い人たちの学びたいという気持ちに触発されてつい熱くなってしまいます。今年も可能性に満ちた気持ちのよい学生さん達にたくさん出会えました。

集中講義を終えた週末、元のお生徒さんで今はパリに住んでいるよしこさんが、ご主人のマエルさん、1歳半のガブリエル君と共に遊びに来てくれました。当時のクラスメイトのまこさんやいくこさん、長男の祐君も駆けつけてくれて、お互いの近況を交換し合い、最近のパリのお菓子の様子についてなどのおしゃべりしていると、あっという間に2時間余…。再会を約束してお見送りをしました。

写真は撮りそびれたのですが、この日は「いちじくのパイ」と「レモンケーキ」を用意し、古伊万里のお皿を用意しました。子供たちはすぐに仲良くなります。(三浦裕子)