2008年1月クラスはお正月の名残りのテーブルセッティングでスタートです。(1月29日)

\"\"\"\"\r\n\"\"\"\"\r\n  Sweets&Tableの2008年1月クラスは、お正月の名残りの雰囲気を残すテーブルセッティングにしてみました。コンソール上の絵画は、我が家に昔からあった『打手の小槌にねずみ』という豊穣を表した日本画です。もともとは軸だったものを額装してもらいました。ちなみに打手の小槌とは、振ればなんでも思うままにだせるという小槌のこと。そんなのがあったら、いいですね!\r\n 1月は、どのクラスもチョコレートをメニューに入れています。1年目のクラスは、テーマは『バタークリーム』で、デコレーションを学ぶのですが、とても簡単だけれどその不思議な食感に人気があるチョコレートムースケーキを作りました。2年目のクラスは代表的なフランス菓子のひとつ『オペラ』を家庭でも作りやすくしたチョコレートケーキです。表面をカヴァーするチョコレートを濃厚なガナッシュに変えるのです。もちろん、コーヒーシロップもたっぷりとしみ込ませ、コーヒー風味のバタークリームはそのままです。それにアーモンドの香ばしさを生かした焼き菓子と、チョコレートにマシュマロやナッツを混ぜてかためるクランチバーです。\r\n\"\"\"\"\"\"\r\n 3年目以上のクラスはコーヒーとシナモンの風味を効かせた濃厚なチョコレートタルト。私の好きなタルトのひとつです。パート・シュクレにもカカオプードルを加えてカカオ色一色に仕上げます。もうひとつはきめ細やかなスフレ生地を焼いて、ほんの少し日本酒を落とした生クリームと黒豆を巻いた小さなロールケーキ。これも好きな人が多いお菓子です。もうひとつは、キャラメルクリームでガナッシュを作ってボンボンショコラを作りました。\r\n 8年以上続いているクラスでは、生姜のババロアとチョコレートムースをあわせたプチ・ガトーを作りました。生姜の独特の辛さとチョコレートの組み合わせは大人の味わいです。もうひとつはうぐいす豆や金時豆をたっぷりと入れて焼いたお豆のパウンドケーキや、ヘーゼルナッツとカカオニブを入れたシナモン風味の焼き菓子。直径5センチほどに焼いてガナッシュでカヴァーしました。どちらも酸味のあるコーヒーにあう焼き菓子でした。\r\n\"\"\"\"\r\n 2008年1月は、Sweets&Tableでは2007年度最後のクラスです。皆様、一年間お世話になりました。2月からはまた新たな気持ちで、幸せでなごやかなひとときをつくるお菓子とテーブルの演出を皆様と考えていきたいと思います。\r\n Sweets&Tableに毎月、着物をお召しになって参加してくださる方がいらっしゃいます。真ん中奥の方ですが、それは素敵です。キッチン奥の窓辺にまたふたり天使が増えました。\r\n\"\"\"\"\"\"