紫陽花のテーブル(6月22日)
今月のテーブル花の紫陽花は素敵でしょう。知人のお庭から届いたものです。梅雨空の贈り物の花束のよう。

今月は13日から20日までクラスをいたしました。
メニューは「カーディナルシュニッテン(ダブルクリーム)」「ガトー・バスク」「ラング・ド・シャ(ジンジャー風味)」です。
「カーディナルシュニッテン」は私の思い出のウィーン菓子の一つで、もう何度もクラスで作ってきたお菓子なのですが、今月はクリームに工夫しました。軽いガナッシュとパータ・ボンブで作るクリームをサンドしています。





「ガトー・バスク」もカスタードクリーム、栗入り、あんこ入りなど、いろんなフィリングで作ったのですが、今月は本場に倣ってダークチェリー入りにしました。ジャムではなく、コンポートを使っています。





クッキーは「ラング・ド・シャ」です。新生姜のすりおろしを入れました。焼いて翌日ぐらいまでは爽やかなジンジャーの風味を楽しめるのですが、3日目からは風味が飛んでしまいます…。



ティータイムの前には冷たいカボチャのスープをご用意いたしました。

今月の歴史クラスのテーマは「砂糖史・再考」です。私は若い頃にシドニー・W・ミンツ著『甘さと権力』を読んでとても影響を受けたのですが、フランスのお菓子史から砂糖を見るとまた違う側面が見えてきて。今月はあらためて砂糖を取り上げました。

今月のテーブルトークはココ・クルム著『最適化幻想』を取り上げました。AIは身近な存在となりましたが、AIが提案する最適解への希求は均質化を招くというくだりにぎくりとしました。お菓子も美味しさを求めていくと美味しさの均質化を招くのでは…。そうなったら寂しいし、つまらない、失敗作も美味しくないお菓子も楽しみたいとは、失敗した時の言い訳でしょうか(笑)


今月はトルコのお土産「LOKUMロクム」とソウルのお土産「YAKKAヤッカ」が届きました。(三浦裕子)

