『ラ・ヴィエイユ・フランス』の木村成克シェフをお迎えして(8月11日)

 暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。Sweets&Tableでは、今年も8月5日に『ラ・ヴィエイユ・フランス』も木村成克シェフをお迎えしてお菓子の会をしました。

 Sweets&Tableは、作ることを楽しむホームメイドのお菓子の良さを求める教室です。もちろん共通するところも多いのですが、お菓子職人の手から生まれる店のお菓子とは、少し世界が違うと考えています。Sweets&Tableに通って来てくださる方には、そこの違いを知る「お菓子通」になっていただきたいとの思いで毎年夏休みに開いているのが『お菓子の会』です。
 ここ数年は木村成克シェフに来ていただいています。今年のメニューは「シャンピニオンのパイ包み」「タルト・ア・ラ・リュバーブ」「柑橘風味のサヴァランと薔薇のアイスクリーム」「ケーク・フリュイ」それにおみやげの「パルミエとパレ・ドール」です。


 木村シェフのお話を聞いて桃風味のスプマンテで乾杯した後、まずはシャンピニオン入りのベシャメルソースがとろりとでてくるパイをいただきました。成型のきれいさとおいしそうな焼き色をごらん下さい。そして程よい甘さのイタリアンメレンゲがたっぷりとのったリュバーブのタルト。ルュバーブの酸味が効いた夏にぴったりのお味です。デザートは、グレープフルーツのシロップをたっぷりとしみ込ませたサヴァランと有機栽培の薔薇のアイスクリームの組み合わせ。テキーラを効かせたライチと薔薇のソースがかかっています。薔薇のアイスクリームの上品な風味に、教室もなごやかな雰囲気に包まれました。

 木村シェフのお話を聞いて桃風味のスプマンテで乾杯した後、まずはシャンピニオン入りのベシャメルソースがとろりとでてくるパイをいただきました。成型のきれいさとおいしそうな焼き色をごらん下さい。そして程よい甘さのイタリアンメレンゲがたっぷりとのったリュバーブのタルト。ルュバーブの酸味が効いた夏にぴったりのお味です。デザートは、グレープフルーツのシロップをたっぷりとしみ込ませたサヴァランと有機栽培の薔薇のアイスクリームの組み合わせ。テキーラを効かせたライチと薔薇のソースがかかっています。薔薇のアイスクリームの上品な風味に、教室もなごやかな雰囲気に包まれました。


 その後熱いコーヒーかミントティーを飲みながらフルーツケーキなどをいただき、木村シェフを交えてお菓子の話に花が咲きました。「産地を訪ねることで材料への理解、愛着が深まり、お菓子の芯を捕らえることができました。時流にのることよりも誠実な仕事でお客さまの期待に応えていきたいと思います」という木村シェフの話に、お菓子は文化であるということも感じていただけたと思います。5日は日中気温が36度まで上がった猛暑日でしたが、たくさんの方々に集まっていただきました。きちんとしたおもてなしもできず、ご不自由をおかけいたしましたが、木村シェフのお菓子のおいしさに免じてお許し下さい。

 今年は残暑も厳しいそうですが、おすこやかな夏をお過ごし下さい。(三浦裕子)
木村シェフ(左)と当日シェフのアシスタントを務めてくれた『パティスリー・ジョルジュ・マルソー』の江藤元紀さん(右)、三浦です。