マロンとカカオのビュッシュ・ド・ノエル(12月14日)
12月3日から10日まで12月のクラスをしました。今年のSweets&Tableのクリスマスケーキは、カカオ風味の生地にマロンクリームをあわせたビュッシュ・ド・ノエルです。
奥の丸テーブルはヴォーヴィレのミレニアム記念のクロスをかけました。オーバルのテーブルは、深いグリーンに金のプリント入りのクロスです。どちらも我が家そしてSweets&Tableのクリスマスを長年飾ってくれているものです。器はこれも30年近く愛用しているクリスマスプレートです。センターピースはヒバやオーナメントで手作りしました。
ビュッシュ・ド・ノエルの生地はカカオプードル入りのジェノワーズです。マロンクリームはパータ・ボンブで作ったバタークリームとパート・ド・マロンで作りました。おいしいです、この組み合わせ。底にはパート・シュクレの台を敷いています。今年は庭の柊の他に、小人の飾りなどをあしらってみました。ソーズ・アングレーズを添えていただきます。
12月のSweets&Tableは、お一人一台ずつ作るクラスです。各クラスの仕上がりをご覧下さい。
今年2年目のAクラスでは、ミンスミートやチャツネの話をして、フルーツケーキを作りました。12月はすべてのクラスにフルーツケーキをご用意しているのですが、今年は秋に解いた実家においていた1980年来の漬け込みフルーツを使いました。いつにも増して、深い味わいのフルーツケーキとなったと思います。
ケーキを仕上げた後はシードルで乾杯して、カニと蕪のグラタンとじゃことマヨネーズのブルスケッタをみんなでいただきました。毎年同じメニューなのですが、今年も一年お菓子を楽しむことができた幸せを、しみじみと感じるひとときでした。(三浦裕子)