メイグリーンのテーブル(5月21日)
今月はボーヴィレの薔薇の地模様入りのグリーンのクロスに、大倉陶園のミントグリーンのティーセットをあわせました。丸テーブルは、ミントグリーンにクリーム入りのドッドの刺繍が入ったクロスにベルナルドのコンスタンツのティーセットです。
お菓子のメニューは1〜3年目のクラスは「カーディナルシュニッテン」「家庭で作るバウムクーヘン」「リンツァートルテ」「バニーレキュプフェル」を作りました。
長いクラスは「甘夏入りチーズムース」「チョコとオレンジのマーブルケーキ」「胡桃とジャムのクッキー」です。
1〜3年目のクラスはオーストリア、ドイツのお菓子です。「カーディナルシュニッテン」は卵黄生地とメレンゲ生地を帯状に焼いてコーヒー風味の生クリームを挟んだウィーンのお菓子。軽い生地とクリームのハーモニィが楽しめます。
リンツァートルテは、オーストリアの都市リンツで生まれた焼き菓子です。柔らかめのクッキーのような生地にジャムを挟んで焼く素朴なお菓子なのですが、これが美味しい。教室でも人気のお菓子の一つです。
「バニーレキプフェルン」はバニラ風味の三日月クッキー、これも教室で人気のクッキーです。
今が盛りの甘夏を一晩シロップとオレンジキュラソーに漬け込んで、チーズムースとあわせたのが「甘夏のチーズムース」です。サブレ生地とジョコンド生地をあわせました。例によって切り方はクラスによって様々です。
「チョコとオレンジのマーブルケーキ」は、風味の良いフランスのオレンジピールを使いました。チョコレートもたっぷりと使った深い味わいの焼き菓子です。クグロフ型とパウンド型で焼きました。
「胡桃とジャムのクッキー」は、生地の中にも胡桃を入れています。から焼きしてフードプロセッターにかけた胡桃入りの生地はふわっとお口の中でこわれます。ジャムはラズベリーです。
今月のスープはグリンピースです。ティータイムの後は、大正時代の洋菓子の話をしました。(三浦裕子)