パンプキンタルトとシュークリーム(10月23日)
Sweets&Table10月のクラスは、13日から22日まで行いました。教室中、庭には秋明菊とホトトギスが風に揺れていました。
今月のテーブルはハロウィンカラーでまとめました。オーバルのテーブルには、黒のモワレのクロスに藤のトレーを敷いて、アイビー柄のノリタケのティーセットを合わせました。黒モワレのナプキンには、ハロウィンリボンをあしらっています。奥のラウンドテーブルは、オレンジのクロスに黒のマットを敷いて、アイビー柄のノリタケのティーセットを合わせています。
メニューはAクラスは「シュークリームとエクレア」。B、Cクラスはパンプキンクリームタルト」「ブランデーケーキ」「ペッパークッキー」です。
シュークリームは、粉砂糖を振りかけた方がディプロマットクリーム入り、もうひとつはバタークリームとオレンジキュラソーで風味を付けたものです。エクレアは、定番のチョコレートエクレアとコーヒーエクレアを作りました。シュークリームもエクレアも、4つの味を食べ比べていただけるように、小さめに作っています。
パンプキンクリームタルトは、シナモン入りのパートシュクレに、パンプキンのフィリングを焼き込み、上にパンプキンクリームを絞ったタルトです。隠し味にチョコレートを入れています。チョコレートで飾りを作ってみました。ひとつひとつ表情が違うところがミソです(笑)
ブランデーケーキは軽く焼いたバターケーキに、ブランデーとシロップをしみ込ませた焼き菓子です。焼き上げた後にブランデーをしみ込ませたガーゼにくるんで、日にちを置きます。
アイスボックスクッキー生地にペッパーを効かせて焼いてみたら、おもしろいクッキーができました。木の葉型に抜いて、表面に黒、グリーン、白、ピンクの粒胡椒を飾りました。ホットな辛さではなく、爽やかな辛さです。
ティータイムの前には、きのこのポタージュを用意しました。今月のテーブルトークのテーマは1970年代の日本の洋菓子事情。懐かしい話に盛り上がりました(笑)。私がウィーン菓子を習い始めたのも、1970年代です。(三浦裕子)