タルトとトルテが美味しい!(11月20日)
日に日に紅葉が冴える今月のクラスは、10日から19日までしました。今年も早々とクリスマスツリーを出しています。オーバルのテーブルには、金糸をあしらった膨れ織りのブロンズ色のクロスにゴールドのプレート、手書きの天使の紋様が入ったリモージュのティーセットをあわせました。丸テーブルにはゴールドのプレートにコペンハーゲンのティーセットです。
お菓子のメニューはA-1クラスはタルト3 品です。フルーツタルトには苺、洋梨などのフレッシュフルーツを盛りました。タルトは焼きたてが美味しいもの。ホームメイドで楽しみたいお菓子です。
アップルタルトは煮た紅玉を詰めてアーモンドソースで焼きました。これは私が一番好きなタルトです。
パンプキンタルトシンプルにかぼちゃペーストを詰めたものです。こちらも食べ飽きない美味しさです。
A-2クラスもタルトです。「タルト・オ・シトロン」濃厚なレモンクリームを焼き込んでいます。これも私が好きなタルトのひとつ。
チョコレートの美味しさを味わう「タルト・カライブ」。どうしても、表面にかけるカカオプードルが散ってしまいます。(おしゃべりしながら作るので。お許しを)
そしてローストしたアーモンドにカラメルをからめてペッパー風味を付けた「キャラメルアーモンド」です。
B、Cクラスは3 種類のクリームを重ねた「コーヒートルテ」です。もちろん底にはサクサクのミュルベタイクを敷いています。
茹でた栗をブラウニー生地で焼いた「栗と黒ごまのブラウニー」は表面に散らした黒ごまがアクセントになっています。
アルザス地方の絞りだしクッキー「ロザス」。スパイスを効かせて、クリスマスを待つ雰囲気を出しました。盛りつけはクラスによって様々です。
ティータイムの前には、オニオングラタンスープを召し上がっていただきました。テーブルトークは1980年代の日本の洋菓子についてお話ししました。その頃私は、ウィーン菓子に夢中!の青春時代を過ごしておりました。(三浦裕子)