苺のお菓子(3月18日)
今年は春の訪れが早いよう。3月9日から18日まで行った今月の教室中に、庭のチューリップがぐんぐん伸びて蕾をつけました。
今月のテーブルは、オーバルはすみれ色と若草色のクロスにすみれ柄のティーセット、丸テーブルの方は若草色と水色が混じった明るい色調のクロスに大倉陶園のティーセットをあわせました。
A-2クラスのメニューは「苺のシャルロット」「コーヒーロールケーキ」「一口ジャムクッキー」です。
苺のシャルロットは、苺のムースをつめた春爛漫の軽いお菓子です。
コーヒーロールケーキは、コーヒー風味の生地とイタリアンメレンゲで作る美味しいバタークリームをあわせたもの。バタークリームを薄くぬって、生地のおいしさを味わいます。
ジャムクッキーは、ラズベリージャムをのせて焼きました。
A-3クラスのメニューは「練乳クリームの苺のトルテ」「レーズンパイ」「苺のスノーボウル」です。
練乳クリームの苺のトルテは、練乳入りのシャンティクリームで作る苺のショートケーキです。
レーズンパイは、アーモンドクリームとレースンをサンドしたパイのお菓子です。
苺のスノーボウルは、粉末苺を使った甘酸っぱいさくさくクッキーです。
BCクラスでは「練乳クリームの苺のトルテ」「ドミニカン」「デュシェス」を作りました。
今年の苺のケーキは、デコレーションにキーウィを使いました。
ドミニカンはクグロフ型で焼く焼き菓子ですが、バターを角切りにしたまま焼き込む、ちょっと変わった生地です。キメが粗く、ざっくりとした軽い食感に焼き上がります。
デュシェスは高温で焼いたサクサクの生地に、ミルクチョコレートのガナッシュをサンドしたクッキーです。
ティータイムの前にはホワイトアスパラのポタージュをご用意しました。今月のテーブルトークは「お菓子で考えるAIとシンギュラリティ」と題して、人口知能の発達が及ぼす製菓業への影響について考えました。「手作り」は何処へ行くのでしょうか。(三浦裕子)