レモンのタルト、フランクフルタークランツなど(2月 24日)
Sweets&Tableは2月が新学期です。2020年度スタートクラスは2月15日から22日まで行いました。
毎年2月のテーブルは私の思い出の器、ミントンのハドンホールとヘレンドのヴィクトリアのティーセットで始めます。
1年目のAクラスのメニューはイギリスのお菓子です。「ヴィクトリア・サンドウィッチ・ケーキ」「アプリコットクランブルケーキ」「オーツビスケット」
「ヴィクトリア・サンドウィッチ・ケーキ」はジャムをサンドした代表的なイギリスのお菓子です。
ヴィクトリアスポンジにアプリコットのせ、クランブルを散らして焼いたのが「アプリコットクランブルケーキ」(下段)オートミール入りのざっくりとした歯触りの「オーツビスケット」(上段)
5年目以上続いているBクラスのメニューは「フランクフルタークランツ」「チョコレートとラズベリーのシフォンケーキ」「ロザス」
代表的なドイツ菓子の一つ「フランクフルタークランツ」はドイツ風バタークリームをぬって、クロカントをまぶして仕上げます。私の好きなケーキの一つです。クロカントのまぶし方は色々。
「チョコレートとラズベリーのシフォンケーキ」はラズベリージャムとチョコレートを入れた大人の味のシフォンケーキです。
「ロザス」はシナモンで風味をつけた絞り出しクッキー。
10年以上続いているCクラスのメニューは「新・タルト・シトロン」「ガトー・ショコラ2020」「ブレッツェル」
「新・タルト・シトロン」は今年の新作です。とても酸っぱいレモンのゼリーを散らしたレモンクリームを詰めたタルト。イタリアンメレンゲにもレモン汁を入れています。絞り出し方と焼き色はクラスで様々。
「ガトー・ショコラ2020」はチョコレートの味わいを焼き菓子にしてみました。今までのガトー・ショコラとはちょっと違います。
「ブレッツェル」はパート・シュクレの余り生地を利用して作ったクッキーです。焼き上がりの熱々にラムを加えた砂糖衣をくぐらせています。
今月はティーサンドウィッチをご用意しました。クラスの方々に盛り付けていただくと、クラスによって表情が違います。
テーブルトークはチョコレートについて考えました。今やチョコレートは「ビーン・トゥ・バー」から「ツリー・トゥ・バー」の時代に入っています。(三浦裕子)