りんごと栗で特別なお菓子を!(11月23日)
今月は11日から21日まで教室をいたしました。今のところ暖かい11月ですが、早々とクリスマスツリーを出しました。テーブルはイタリアのジャガード織りのトップクロスにコペンハーゲンの思い出のティーセットです。丸テーブルにはハドンホールのティーセットを。
今月のメニューはAクラス「りんごんババロア」「ブランデーケーキ」「チョコチップクッキー」
りんごのババロアはプチ・ガトースタイルで作りました。キャラメル風味のジョコンド生地にりんごのババロアとゼリーを合わせています。もちろん、紅玉の甘煮入りです。
ブランデーケーキは、軽いバターケーキにブランデー入りのシロップをたっぷりと染み込ませたものです。
チョコチップクッキーは、チョコチップだけではなく、ローストしたアーモンドとヘーゼルナッツを砕いて入れた、風味豊かな豪華版です。
B・Cクラスのメニューは「りんごのタルト・シブースト風」「栗のトライフルロール」「白胡麻のクッキー・イボワールクリームサンド」
シブースト・オ・ポンムは私の好きなお菓子の一つですが、今月はりんごのタルトにシブーストクリームを合わせてみました。シュクレ生地にアーモンドクリームと煮りんごを焼き込んだタルトに、りんご果汁で作ったシブーストクリームをのせました。美味しいタルトが出来ました!(焼きゴテの使い方が上手ではありません…お許しを)
栗のトライフルロールはスフレ生地にシャンティクリームとカスタード、それに栗のペーストを巻き込んだものです。
クッキーは、白胡麻入りの生地にイボワールガナッシュをサンドしました。表面にもたっぷり白胡麻をまぶして、イボワールとの味のハーモニーを楽しみます。
ティータイムの前にはオニオングラタンスープをご用意しました。テーブルトークは今話題になっている『映画を早送りで観る人たち』(稲田豊史著、光文社新書)について。「うちの娘もそうです!」という声も上がりました。この背景にあるものに目を凝らさなければ。
お菓子の歴史クラスのテーマはAクラス「ロスチャイルド家とお菓子」Bクラス「瀕死の白鳥とパヴロヴァについて」Cクラス「シューマンとライプツィヒレルヒエ」でした。(三浦裕子)