チョコレートの2月(2月21日)
当教室Sweets&Tableは毎年2月が新学期です。毎年2月のテーブルは私の思い出の器であるミントンのハドンホールのティーセットで始めることにしています。今年は卵色に白のドットの刺繍りのクロスをあわせました。丸テーブルのクロスはブルーのリボン柄、器はフィッチェンロイターのミラベルです。
お菓子はチョコレートとオレンジのタルト。チョコレート生地を入れて焼いたタルトに、オレンジのクリームをのせています。チョレートとオレンジはクラスでも人気の組み合わせ。縁をシャンティーで飾りましたが、絞り方はクラスによってさまざま。
焼き菓子はプラリネとイボワール入りのコーヒーシフォンケーキ。コーヒーとプラリネの組み合わせも人気の組み合わせ。
Aクラスはイボワール入りのシフォンケーキ・カフェ・オ・レを。(写真では分かりにくいですが)
クッキーはオレンジピール入りのクッキーを棒状に焼いて、端っこをチョコレートがけにしました。粉はエクリチュールを使いました。クラスによって盛り付け方もさまざま。
2月のクラスには、毎年ティーサンドウィッチをご用意します。ハムとチーズときゅうりという三種類のシンプルなサンドウィッチですが、クラスの方々が「これをいただくと新学期!」と言ってくださる当教室の定番です。
今月のテーブルトークは今年のヴァレンタインのチョコレートの動向について、そしてヴァローナの歴史についてお話ししたのですが、話は今年日本が優勝したクープ・ドュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーのコンクールへと広がっていきました。(三浦裕子)