「アイアーシュッケ」を作りました。(3月21日)

3月10日から20日までのお菓子教室の期間、床暖房を入れたのはたったの一日、それも2時間足らずの間。今年の春の訪れは早いですね。

テーブルは、オーバル型がヴォーヴィレのグリーンのプリントクロスに大倉桃園のメイグリーンのティーセット、丸テーブルはミモザイエローのクロスにヘレンドのヴィクトリアです。

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メニューは全クラス「苺のショートケーキ(2023年)」「アイアーシュッケ」「桜クッキー」です。

今年の苺のショートケーキは、柔らかいスポンジ生地にカスタードクリームと苺をたっぷり重ねてシャンティクリームで仕上げました。苺色に染めたシャンティクリームをアクセントにしています。苺に添えたセルフィーユは、土付きでいただいて庭で育ったものです。

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そして今月のお菓子の主役は、ドイツのチーズケーキ、アイアーシュッケです。ミュルベタイク、クワルクマッセ、シュッケマッセ、シュトロイゼルを重ねて焼くこの重厚なチーズケーキは、手間はかかりますが、味わいは重厚で気持ちが満たされる美味しさ。お菓子好き魂に火をつけてくれるお菓子です。

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クッキーは、基本のクッキー生地を桜型で抜き、薄ピンクに染めたアイシングをかけまました。

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ティータイムの前には、塩漬けの桜の花びらを入れた新じゃがいものスープをご用意しました。

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今月からお菓子の歴史クラスも始まりました。今月は全クラス「小麦栽培の始まりとパンの起源について」です。

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今月のテーブルトークは「ガーナ産のカカオ豆の児童労働をなくす動きについて」「非常食の缶詰にアレルギー対応のお菓子登場」「キューピーの食物由来のドレッシング発売」などについて考えました。食におけるエシカルな動きは目に見える形で進んでいます。(三浦裕子)